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軽油を使う乗用車はある?メリット・デメリットや選ぶポイントも解説

軽油はレギュラーやハイオクと比べて値段が安い特徴があります。軽油を使う乗用車なら燃料費を抑えられると考える人もいるでしょう。そのために、軽油を使う乗用車について情報が欲しいという人もいるはずです。

軽油を使う乗用車とは、ディーゼル車を指します。

本記事では、ディーゼル車について、価格面も踏まえてメリットやデメリットを紹介します。比較するポイントも解説するので、ディーゼル車を選べるようになりたい方は必見です。

軽油を使う乗用車とは

軽油を使う乗用車とは、ディーゼル車を指します。ディーゼル車はガソリンを使わず軽油を燃料とするディーゼルエンジンを搭載した車です。

一般的に普及しているガソリンエンジンは、プラグに点火してエネルギーを生み出すのに対して、ディーゼルエンジンは空気を圧縮して高温にし、そこに燃料を吹き付けてエネルギーを生み出します。

ディーゼル車は環境によくないイメージがある方も多いかと思いますが、現在は環境に優しいクリーンディーゼル車も販売されています。

ディーゼル車のメリット

ディーゼル車には、ガソリン車にはないメリットがあります。ここでは以下の3つのメリットを紹介します。

  • 軽油の価格が安い
  • 加速が良好
  • 減税や免税が受けられる

それぞれ詳しく解説するので、確認しておきましょう。

軽油の価格が安い

先程も述べたように、ディーゼル車は軽油を燃料としています。軽油はガソリンに比べて価格が安いため、ディーゼル車には燃料代が抑えられるメリットがあるのです。

また、ガソリン車と比べるとディーゼル車のほうが燃料の消費が少ない傾向もあります。軽油そのものの価格が安いうえに、使用する量も少ないため、ガソリン車よりも燃料費を抑えられるのです。

そのためディーゼル車は、ガソリンの値段が上がっており月々の燃料代が家計を圧迫し、悩んでいる方にもおすすめです。

加速が良好

ディーゼル車は加速が良好な点もメリットの1つです。

ディーゼルエンジンに搭載されている太くて低回転のトルクは非常に大きなパワーがあります。また、ガソリンよりも軽油の発熱量が高く、熱効率が良いため、力強い走りが可能なのです。

一方、高回転での走行はガソリン車よりも苦手としています。そのため、よく高回転で走行する場合は伸びが足りないと感じるかもしれません。

しかし、エンジンを高回転まで回すとそれだけ負荷がかかります。低回転で走行していても十分にエンジンの機能を発揮できるため、無理に高回転まで回す必要性は低いといえます。

減税や免税が受けられる

クリーンディーゼル車であれば、減税や免税が受けられるケースもあります。

現在、国が定める基準を満たしているクリーンディーゼル車であれば、エコカー減税や環境性能割が受けられます。これにより、自動車重量税の免税などが受けられるのです。

ただし税制の見直しにより、これらの優遇が縮小される動きにあります。そのため、購入時に免税や減税を受けられるかどうかきちんと確認しなければなりません。

ディーゼル車のデメリット

ディーゼル車にはメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。

  • コストがかかる
  • 軽油は凍る可能性あり

ディーゼル車を購入してからこんなはずじゃなかったと後悔しないよう、あらかじめデメリットも理解しておきましょう。

コストがかかる

ディーゼル車は燃料代が安く、減税や免税を受けられるため、費用を抑えられるメリットがあります。しかし、ガソリン車よりもコストがかかる点もあるのも事実です。

まず、ガソリン車にくらべて車体の本体価格が高い点が挙げられます。ガソリン車と比べると、ディーゼル車は製造コストが高いため、車体の本体価格もガソリン車より数十万円高いのが一般的です。

また、ディーゼル車はガソリン車よりも頻繁にオイル交換を行わなければならないため、メンテナンス費用もかさみます。そのため、これらの点も含めてトータルのコストを考える必要があるのです。

軽油は凍る可能性あり

寒冷地でディーゼル車に乗る場合、軽油が凍結する恐れがあります。運転中やあたたかい季節には凍結しませんが、寒い時期にエンジンを動かさずずっと停めている場合は注意が必要です。

凍結の可能性があるため、寒冷地で販売している軽油には凍結防止用剤が含まれています。しかし、あたたかい地域の軽油には凍結防止剤が含まれていません。ディーゼル車で寒い時期に出張などで寒冷地へ赴く場合には気をつけましょう。

ディーゼル車を選ぶポイント

では、ディーゼル車を選ぶ場合どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。ディーゼル車を比較する際には、主に以下3つの点が重要です。

  • トータルのコスト
  • 使用状況
  • 振動の大きさ

メリット・デメリットを紹介した際にも触れましたが、トータルコストを考慮しましょう。ディーゼル車は燃料代が安く済む反面、車体の本体価格やメンテナンス費用がかさむ側面があります。

使用状況も大切です。年間の走行距離が長い場合には、燃費がいいメリットを最大限にいかせます。

また、ディーゼル車はガソリン車より比較的振動が大きいため、気になる場合は試乗してみるとよいでしょう。乗ってみて振動が気にならないのであれば、ディーゼル車がおすすめです。

まとめ|軽油を使う乗用車もある

軽油を使う乗用車には、ディーゼル車があります。ガソリン車とはそもそもエンジンの仕組みが異なり、特徴も大きく違います。

軽油を使うため燃料代が安く、力強い加速が魅力のディーゼル車。メリットやデメリットを考慮しながら、検討してはいかがでしょうか。

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