バモスのエンジンオイルを交換したいけど、「どのオイルを選んだらいいのかわからない」「自分で交換するのは難しいかな」と不安を感じる方も多いでしょう。
この記事では、どのようなエンジンオイルを選んだらいいのかや、エンジンオイルの交換方法を解説します。バモスはほかの車とは違い、オイルゲージがリアタイヤの奥にあったり、エンジンオイルの注ぎ口が後方にあったりします。
難しいと思う方も多いですが、コツを掴めば自分でも交換可能です。定期的に行ってバモスの性能を維持しましょう。
目次
バモスのエンジンオイルを交換する頻度
バモスのエンジンオイルを交換する頻度は、6か月または5,000kmです。1年に2回の頻度で交換しましょう。軽自動車であるバモスは、エンジンが高回転になりがちです。エンジンに負荷がかかりやすいため、5,000kmに達する前に交換すると、よりバモスが長持ちするでしょう。
また、山道や昇降坂路を走ることが多い方は、オイルの劣化が早くなります。未舗装道路や牽引車として使用する場合も含め、シビアコンディション条件になるため、早めの交換がおすすめです。
バモスに必要なエンジンオイルの量や推奨品
バモスに必要なエンジンオイルの量は、3.0リットルです。フィルターも同時に交換する場合は3.0リットル、オイル交換のみの場合は2.8リットルのオイルを用意しましょう。
バモスの取扱説明書では、「ウルトラLEO SN API SN級 SAE 0W-20」または「ウルトラLTD SN API SN級 SAE 5W-30」を推奨しています。ホンダ純正のエンジンオイルで、信頼性の高い商品です。価格を抑えるために、純正以外の商品を探している場合は0W-20または5W-30の粘度のオイルに交換するとよいでしょう。
中外油化工業株式会社では豊富な種類のエンジンオイルを販売しています。バモスに適応したオイルはこちらからチェックしてみてください。
バモスのエンジンオイルとフィルター交換の手順
バモスのエンジンオイルを交換するときは、以下の手順で交換しましょう。
- リフトアップする
- オイルを抜く
- 新しいオイルを入れる
- 動作確認やオイル漏れチェック
手順を1つずつ解説します。
1.リフトアップする
まずは、ジャッキで車体を持ち上げて、体が入るスペースを確保します。車体を持ち上げたら、ジャッキアップスタンドをかけて固定しましょう。
作業するときは寝転ぶため、汚れてもいいレジャーシートや、段ボールなどを敷くと服の汚れを防げます。
2.オイルを抜く
リフトアップが出来たら、中に入っている古いエンジンオイルを抜きます。バモスのオイルフィラーキャップはリアゲートの右下の突起を引っ張って開けます。ほかの車種だとガソリンを入れる場所にキャップがあるため、あらかじめ外しておきましょう。
次に後方から、先ほど上げた車体の下に入り、ドレンプラグを緩めます。力が必要なため、レンチをしっかりかけて緩めましょう。オイルが勢いよく飛び出すのを防ぐため徐々に緩め、受け皿を用意してドレンプラグを外してください。
3.新しいオイルを入れる
オイルが完全に出きったら、ドレンプラグを閉め、新しいオイルを入れます。
オイル交換のタイミングで一緒にオイルフィルターを交換する場合は、オイルが抜けた状態でフィルターを外しましょう。フィルターを外すときは、古いオイルが少し出てくるので目や口などに付着しないように丁寧に外してください。
パッキンの接着面をウエスや雑巾を使用して掃除したあと、エンジンオイルを塗って傷めないように保護します。
オイルフィルターをはめ込んだら、新しいオイルを少しずつ入れましょう。2リットルほど入れたら、オイルレベルゲージを確認し、どの程度入っているかチェックしてください。
4.動作確認やオイル漏れチェック
エンジンオイルを入れ終わったら、キャップ類を閉め、エンジンをかけましょう。正しく動作するか、しばらく暖気してチェックします。
ドレンプラプからオイルフィルターがにじんでいないかチェックしたら、ジャッキを外して作業終了です。
バモスのエンジンオイルに関するよくある質問
バモスのエンジンオイルに関するよくある質問を2つ紹介します。
- Q&Aエンジンオイルを交換しないとどうなるの？
- Q&Aオイル交換するときに必要な道具は？
それぞれ見てみましょう。
Q&Aエンジンオイルを交換しないとどうなるの？
エンジンオイルを交換しないと、高額修理に繋がります。エンジンは高速で回転しているので、エンジンオイルが減少すると摩耗や振動を防げなくなるでしょう。また。エンジンが焼き付く、マフラーから白煙がでるなどの症状が出る場合があり、安全に走行できなくなります。
Q&Aオイル交換するときに必要な道具は？
バモスのオイル交換に必要な道具は以下の7つです。
- 新品のオイル
- 17mmのレンチ
- 廃油を受け取る皿やオイル処理箱
- 新品のドレンガスケット
- オイルジョッキ
- ガレージジャッキ
- リジットラック
オイルフィルターも同時に交換する場合は、オイルフィルターレンチや新品のオイルフィルターも用意してください。
まとめ｜バモスのエンジンオイルを交換して燃費を上げよう
この記事では、バモスのエンジンオイルは0W-20または5W-30の粘度ものが適していることや、交換方法について解説しました。
定期的にエンジンオイルを交換してあげれば、バモスの性能が維持されます。バモスに長く乗るためにも、メンテナンスとしてオイル交換をしましょう。