潤滑油

タントのオイルは5W-30?交換時期やメンテナンス方法を紹介

「タントのエンジンオイルを交換したいけど、どのオイルを選んだらいいかわからない」という方も多いでしょう。タントのエンジンオイルは、年式によって異なります。

2019年6月までに販売されたモデルでは5W-30を、2019年7月から現在のモデルは0W-25を目安として選んでください。この記事では、気になる交換時期や、合わせて実施したいメンテナンスについて解説していきます。

タントのエンジンオイルを定期的に交換して、性能を維持しましょう。ぜひ次にエンジンオイルを交換する際の参考にしてみてください。

エンジンオイルの粘度を見よう

タントのエンジンオイルを選ぶためには、粘度表記を理解するのが重要です。粘度表記は「〇W-△」と表記され、〇の部分が低温環境下での粘度を、△の部分が高温環境下での粘度を表しています。

〇の部分は、外気温を参考にして選びます。以下の表を参考にしてください。

外気温-35度-30度-25度-20-15-10
粘度分類0W5W10W15W20W25W

また、△の部分は、エンジン内が100度ほどになったときにどのくらい粘度があるかを表しています。油膜が切れないかの指標になる部分です。

エンジンオイルを選ぶときは年式をチェック

粘度表記について分かったら、タントのエンジンオイルの年式を確認しましょう。タントは、年式によって入れるオイルの粘度が違います。2019年6月以前のモデルには5W-30を、

2019年7月以降のモデルには0W-25を入れましょう。

間違ったオイルを入れてしまうとエンジンの劣化が早くなってしまうので、選ぶ際は間違わないようにします。エンジンオイルの選定に不安を感じる場合は、自分で交換せずディーラーやガソリンスタンドなど業者に依頼するのが無難です。

タントのエンジンオイル交換時期

エンジンオイルの交換時期は6カ月に1回、または5,000kmのどちらか早い方です。年に2回交換するのを目安にしましょう。ただし、凸凹道や雪道での走行といったシビアコンディションでタントを使用するなら、7,500kmで交換するのがおすすめです。

1回あたり交換には2,000〜10,000円ほどかかります。依頼する業者によっても価格が異なりますが、タントは軽自動車なので普通自動車よりも低価格で済む場合が多いです。

オイル交換以外に必要なメンテナンス

オイル交換以外にも、タントを長持ちさせるためにはメンテナンスが必要です。特にした方が良い2つのメンテナンスについて紹介します。

  • 洗車
  • タイヤ交換

どちらも大切なので、定期的に行いましょう。

洗車

洗車は1〜3週間を目途に行いましょう。タントの走行中についた汚れは、放置してしまうと固着してしまいます。固着すると塗装を傷めやすくなり、ボディが劣化するため、定期的に洗車して、車をきれいにしましょう。

洗車機を使ったり、自宅で洗車したりと方法は様々です。年に1度しっかり洗車するために、業者に依頼するのも選択肢のひとつです。

タイヤ交換

タイヤの交換は、一般的に4〜5年で行いましょう。タイヤの溝は1.6mm以上必要と法律でも定められているため、車検にも通りません。スタッドレスタイヤを使用していたり、舗装されていない道を走っていたりすると、すり減りがはやいので注意しましょう。

タントのタイヤ交換には、25,000円ほどかかります。タイヤ交換するタイミングでグッと費用がかかってしまうため、少しずつ積み立てておくといざという時に安心です。

タントのエンジンオイルに関する質問

タントのエンジンオイルに関するよくある質問を2つ紹介します。

  • 質問1:メンテナンスしないとどうなるの?
  • 質問2:エンジンオイルの交換時期を守らないとどうなるの?

エンジンオイルを交換する前に疑問点を解消しておきましょう。ひとつずつお答えします。

質問1:メンテナンスしないとどうなるの?

メンテナンス不足は事故を招きます。

例えばブレーキパットがすり減っていたら、ブレーキがかかりにくくなります。ドライバーや同乗者に怪我をさせないためにも、定期的にメンテナンスして、トラブルをできるだけ防ぎましょう。

質問2:エンジンオイルの交換時期を守らないとどうなるの?

エンジンオイルを交換しないと、故障のリスクが高まります。

エンジンオイルには潤滑作用や密閉作用といった大切な役割があり、劣化しているとエンジンに不具合がでてしまいがちです。燃費の悪化にも繋がりガソリン代が、通常よりも多くかかってしまうでしょう。

まとめ|タントの年式を確認して適切なエンジンオイルに交換しよう

この記事では、タントのエンジンオイルについてまとめました。タントのエンジンオイルは、年式によって選ぶ粘度が異なるので注意が必要です。

また、定期的にメンテナンスすると、タントが長持ちします。愛車に長く乗るために、オイル交換はもちろんその他のメンテナンスも適切な時期に行いましょう。

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