潤滑油

エンジンオイルは純正が正解?社外オイルとの違いを解説!

「エンジンオイルを交換したいけれど、純正のエンジンオイルでないといけないの?」

このような疑問を持っていませんか?

純正じゃない社外のエンジンオイルもたくさんあるけれど、どれを選べばいいかわからない方も多いはずです。

そこで本記事では、純正のエンジンオイルを選ぶべきかどうか解説します。愛車に適切なエンジンオイルを選べるようになりたい方は必見です。

エンジンオイルは純正じゃないとダメ?

純正のエンジンオイルが特別良いわけでも、純正でなければ壊れるわけでもありません。社外のエンジンオイルでも、純正のエンジンオイルと同じグレードであれば問題なく使用できます。

エンジンオイルは純正か社外かを問わず、自動車の用途別に選んだ方がエンジンオイルの性能を発揮しやすいといえます。街乗りが多いのか、高速道路を走行する機会が多いのかなど、普段の自動車の乗り方で選ぶとよいでしょう。

純正エンジンオイルを選ぶメリット

純正のエンジンオイルには、以下2つのメリットがあります。

  • メーカーの保証対象になる
  • 迷わず選べる

社外のエンジンオイルにはない特徴ですので、どちらを選ぶか迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。

メーカーの保証対象になる

純正のエンジンオイルを使っていれば、保証期間中の故障はメーカーで修理できます。社外のエンジンオイルだと、場合によっては保証対象にならない可能性があるのです。

そのため、メーカーで修理する可能性がある新車の場合であれば、純正のエンジンオイルが良いかもしれません。メーカーが推奨しているエンジンオイルなので、安心して使えるのが1番のメリットといえるでしょう。

迷わず選べる

純正のエンジンオイルは種類が1つに決められています。そのため、どのエンジンオイルを購入しようか悩まずスムーズに決められるのもメリットとして挙げられるのです。

純正のエンジンオイルは各自動車に合った性能が認められています。「社外のエンジンオイルは種類がたくさんあって選び方がよくわからない」という方や「エンジンオイルの性能がわからず確実に使えるオイルを選びたい」という方にはおすすめのエンジンオイルといえるでしょう。

社外エンジンオイルのメリット

社外のエンジンオイルには、以下3つのメリットがあります。

  • 高性能なものもある
  • 種類が豊富でこだわれる
  • 予算と性能を相談できる

メーカーが推奨しているからと言って、必ず純正のエンジンオイルを使用しないといけないわけではありません。社外のエンジンオイルにも興味がある方は確認しましょう。

高性能なものもある

純正のエンジンオイルよりも社外のエンジンオイルの方が性能が良いものもあります。値段が張るエンジンオイルもありますが、その分優れた性能を発揮してくれるのです。

特に中古車の場合、新車よりもエンジンそのものが古くなっている可能性が高く、高性能なエンジンオイルが自動車に合っているケースもあるのです。また、エンジンに負荷がかかる乗り方をする場合にも、社外の高性能なエンジンオイルが向いているといえるでしょう。

種類が豊富でこだわれる

社外のエンジンオイルはベースとなるオイルや添加物の種類が豊富なため、こだわりを持ってオイル交換したい方におすすめです。

短距離走行や悪路、山道などの走行が多いケースはシビアコンディションと呼ばれており、エンジンに負荷がかかりやすくなります。そのような場合にはエンジンオイルの役割が重要となるのです。

もちろん、純正のエンジンオイルでも性能は保証されていますが、社外のエンジンオイルであればどのような走り方をするかによって使い分けられます。

予算と性能を相談できる

社外オイルは性能もさまざまですが、価格も幅が広く種類が豊富です。特にベースオイルによって価格が異なるケースが多いといえます。

純正のエンジンオイルと同じグレードのものであれば問題なく使用できるため、予算に合わせて選べるのがメリットです。予算に余裕があれば、純正のエンジンオイルよりもグレードが高いエンジンオイルに交換するのもよいでしょう。

そもそもエンジンオイルは誰が作る?

そもそもエンジンオイルは、自動車メーカーが作っているわけではありません。自動車メーカーがエンジンオイルメーカーに依頼して作っているため、性能は担保されていますが「自動車メーカーが作っているから安心だ」というわけではないのです。

エンジンオイルを作っているのは、石油製品を扱っているメーカーがほとんどです。社外のエンジンオイルは、これらのエンジンオイルメーカーが自社でブランドを展開していたり、依頼を受けてカー用品店などのブランドでエンジンオイルを販売していたりします。

純正のエンジンオイルも社外のエンジンオイルも、実際に作っているのは石油製品を扱うエンジンオイルメーカーであるため、どちらも安心して使用できます。

まとめ:エンジンオイルは純正以外でも問題ない

エンジンオイルは純正ものはもちろん、社外のものでもグレードが同じであれば問題なく使えます。社外のエンジンオイルを使ったからといって、故障につながるわけではありません。

純正のエンジンオイルには純正の、社外のエンジンオイルには社外のメリットがあるため、自動車に合ったものを選ぶようにしましょう。

関連記事

TOP