「愛車を長持ちさせるために、カーオイルの知識が必要って本当?」と疑問を持っている方は多いでしょう。
カーオイルの知識があると、適切な交換時期や役割を把握できるため、愛車にあったメンテナンスが可能です。適切なメンテナンスは愛車が長持ちし、修理費がかかりにくくなったり、愛着が高まったりします。
この記事では、ドライバーが知っておきたいカーオイルの知識を解説します。車を持っているならカーオイルの知識をつけて、愛車を長持ちさせましょう。
目次
ドライバーに必要なカーオイルの知識
カーオイルとはエンジンオイルを指す言葉です。エンジン内部を循環しているエンジンオイルは、車を動かすのに必要で大切な要素の1つです。ドライバーが持っているべきカーオイルの知識は以下の2つです。
- カーオイルの役割
- カーオイルの交換時期
それぞれ解説します。
カーオイルの役割
エンジンオイルの役割は5つあります。
- 潤滑作用:エンジンの部品同士によって起きる摩擦を減らし、なめらかに動かす。
- 密閉作用:エンジンの部品同士の隙間に入り密閉させる。
- 冷却作用:運転するときに発生する熱を冷ます。
- 清浄作用:エンジン内で汚れをオイル内に分散させてきれいに保つ。
- 防錆作用:エンジンの部品にオイルの膜を貼って、錆の発生を防ぐ。
カーオイルの交換時期
カーオイルの交換時期は、6ヶ月もしくは走行距離が5,000kmのどちらかを超えたときです。前回のオイル交換から5,000km走っていなくても、6ヶ月経っていたら交換しましょう。
エンジンオイルは、車を使用しているうちにススが混入します。ススが混入すると、オイルが劣化し、エンジンの性能が下がります。適切なタイミングでメンテナンスして、愛車の性能を維持しましょう。
カーオイルの選び方
カーオイルを選ぶときは基本的に車の説明書に記載されたものを選びましょう。必ずしも純正を選ぶ必要はなく、以下の2つの項目を抑えるのが大切です。
- 粘度を選ぶ
- ベースオイルを選ぶ
詳しく見ていきましょう。
粘度を選ぶ
エンジンオイルを選ぶときは、新車のときに入っているエンジンオイルの粘度を基準にしましょう。自動車メーカーは、エンジン設計時にパワーや特徴を活かせる粘度を決めています。元から入っているエンジンオイルを選ぶと、効率よくエンジンを動かせます。
元々入っていたエンジンオイルがわからない方は、車の説明書を確認してください。説明書を見てもわからないときは、オイル交換をお願いする業者に確認しましょう。
ベースオイルを選ぶ
粘度を選んだら、ベースオイルを選びましょう。ベースオイルはカーオイルの基盤、潤滑剤のベースです。ベースオイルは好みに合わせて選びましょう。自動車メーカーは、車によってベースオイルを推奨したり指定したりしないためです。
高性能なオイルを希望するなら化学合成油を、費用を抑えたいなら鉱物油がおすすめです。コストパフォーマンスに優れた物を選びたいなら部分合成油がよいでしょう。
カーオイルを交換する方法
実際に「メンテナンスをしたい」「交換したい」と考えている場合はどうしたらよいのでしょうか。カーオイルの交換方法は2つあります。
- 業者に依頼する
- 自分で交換する
自分にあった方法で交換しましょう。
業者に依頼する
業者に依頼すると、自分で交換するより手間がかからず、交換するための道具を買う必要がありません。エンジンオイルの交換は、ディーラーや民間整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店に依頼できます。
愛車に精通した技術力の高い業者に依頼したい場合は、ディーラーや民間整備工場を選ぶのがおすすめされます。価格の低さや手軽さを重視したい方は、ガソリンスタンドやカー用品店に依頼しましょう。
自分で交換する
自分で交換すれば工賃がかからず、新しいカーオイル代のみで済みます。知識があり、車をいじるのが好きな方におすすめです。業者に持っていく手間が無くなり、交換費用も抑えられます。
ただし、交換するための道具を購入するのに初期費用がかかるのがデメリットです。オイルを交換する手間だけではなく、廃油処理する手間もあるため面倒に感じる方もいます。
カーオイルに関するよくある質問
カーオイルに関するよくある質問について2つ紹介します。
- 質問1:自分で交換するのは良くないって本当?
- 質問2:業者に依頼するときの流れって?
質問1:自分で交換するのは良くないって本当?
車の知識がある場合は、自分で交換しても問題ありません。
時間がかかったり、メンテナンスのつもりが逆に故障したりするデメリットもあるので注意しましょう。メンテナンスが目的なら業者に依頼したほうが手間もかからず汚れないため、おすすめです。
質問2:業者に依頼するときの流れって?
業者に依頼するときの流れは、予約して業者に持っていくのが基本です。直接業者に持っていき依頼するのも可能ですが、待ち時間が長くなる場合があります。ネット予約や電話予約するのがおすすめです。
まとめ|カーオイルの知識で、愛車を長持ちさせよう
この記事では、ドライバーに必要なカーオイルの知識をまとめました。カーオイルには、エンジンを潤滑に回すための役割があります。
また、6ヶ月もしくは走行距離が5,000kmを超えたら交換するのが、適切なメンテナンス方法です。愛車の性能を保つため、定期的にカーオイルを交換しましょう。