ドライブレコーダーの取りつけを検討しているため、ドライブレコーダーについて詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ドライブレコーダーを取りつけるメリットを解説します。さらに、ドライブレコーダーの機能や選び方も紹介します。自分に合ったドライブレコーダーを選べるようになりたい方は必見です。
目次
ドライブレコーダーを取りつけるメリット4選

ドライブレコーダーを取りつけた際のメリットを、4つ解説します。
- 事故の証拠を残せる
- 駐車中の記録ができる
- 運転をサポートしてくれる
- 意識改革のきっかけとなる
万が一に備えるだけでなく、危険を防止するためのサポートも行ってくれるのがドライブレコーダーです。メリットを知り、ドライブレコーダーの必要性について理解を深めましょう。
事故の証拠を残せる
ドライブレコーダーを取りつけるメリットとして第一に挙げられるのが、交通事故の際に証拠を残せる点です。
どれだけ気をつけて運転していても、交通事故に遭う可能性は拭い切れません。交通事故に遭った際にドライブレコーダーがあれば事故の原因が明確になるため、事故処理も迅速に行えるのです。
駐車中の記録ができる
エンジンを切って駐車している際に、トラブルに遭う可能性もあります。
駐車監視機能がついているドライブレコーダーであれば、駐車中のトラブルでも周辺の録画を記録できるため、証拠として残せるのがメリットです。当て逃げや車上荒らしへの防止にもつながります。
運転をサポートしてくれる
ドライブレコーダーには動体を検知するためのGセンサーが搭載されているものもあります。このセンサーを活用し、車間距離が詰まりすぎるとアラートなどで知らせてくれる安全運転支援機能を備えているドライブレコーダーもあります。
また、ドライブレコーダーは自分の運転を録画してくれるため、記録を見返して運転の癖や特徴を把握できるのがメリットです。
意識改革のきっかけとなる
ドライブレコーダーを取りつけることにより、事故防止への意識改革にもつながります。
常に自分の運転がドライブレコーダーに記録されているため、見られている緊張感を持って運転するようになるのです。これにより、無理な運転や危険な判断を抑制できます。
ドライブレコーダーの機能3選

ドライブレコーダーには運転記録の録画以外にも、さまざまな機能を備えているものがあります。
- 録画・録音
- GPS
- 音声案内
ドライブレコーダーを選ぶ際には、自分に必要な機能がきちんと備わっているか確認しなければなりません。そこで、それぞれの機能について詳しく解説するため、必要な機能を取捨選択できるようになりましょう。
録画・録音
ドライブレコーダーの基本的な機能として、録画・録音が挙げられます。
ただし、一口に録画といっても、録画をしてくれる時間や範囲はドライブレコーダーによって異なります。後程詳しく解説しますが、この録画方式や録画範囲に注意して選びましょう。
GPS
GPS機能は、人工衛星を利用して位置を測定する機能です。いつどの道を走行しているのかが明確になるため、事故発生時に走行記録を確認でき、状況把握に役立ちます。
また、旅の記録として活用する方法もあります。
音声案内
音声案内機能は、ドライブレコーダーを操作する際に音声で案内してくれる機能です。機械の設定や操作が苦手な方でも音声に従って操作すれば簡単に使いこなせます。
また、スピードを出しすぎた際に案内してくれるドライブレコーダーもあります。
ドライブレコーダーについて選び方を解説

ドライブレコーダーに備わっている機能は商品によって異なるため、選ぶ際にはいくつかのポイントを確認する必要があります。
- 録画方式
- 画質
- 録画範囲
- デュアルカメラ
自分に合ったドライブレコーダーを選べるように、あらかじめ確認しましょう。
録画方式
録画方式は、「常時録画」と「イベント録画」の2種類に分けられます。
常時録画はその名の通り、走行中常に録画をしているドライブレコーダーです。対してイベント録画は、センサーにより急ブレーキや衝突の衝撃を感知したときのみ録画をするタイプです。
また、両方の録画方式を搭載しており、イベント録画の映像だけ別のフォルダに記録されるものもあります。
画質
ドライブレコーダーの画質は商品によってさまざまですが、特に押さえておきたいポイントが3つあります。
まず、ナンバープレートの文字や数字を読み取れる点です。画素数200万画素以上、画質Full HD以上のものを選びましょう。
そして、LED信号機の色が明確にわかるドライブレコーダーがおすすめです。LED信号機は点滅を繰り返しているため、事故時の色が明確になるものにします。
最後に、夜間や逆光でも黒つぶれや白飛びがしない点も重要です。WDR機能がついているものなら夜間や逆光でもきれいに録画できます。
録画範囲
ドライブレコーダーを選ぶ際には、撮影範囲も確認しましょう。前方のみ録画できるものもありますが、後方も録画できるものの方が安心です。前後2カメラであれば後方から追突された際にも記録に残せます。
さらに、360度撮影可能な360度カメラを搭載しているドライブレコーダーもあります。
デュアルカメラ
デュアルカメラとは、車内も撮影できるドライブレコーダーの機能です。車内も録画すればあおり運転などの事件に遭った場合にも証拠として提出できるため、犯人特定の手がかりとなります。
それ以外にも、ドライブ中の友達や家族との会話記録を撮影し、思い出に残すことも可能です。
まとめ|ドライブレコーダーについて学び選べるようになろう

ドライブレコーダーを取りつけることで事故時の証拠となったり、駐車中の記録を残せたりとさまざまなメリットがあります。ただし、ドライブレコーダーは商品によって機能が異なるため、自分に必要な機能を取捨選択しなければなりません。
自分に合ったドライブレコーダーを取りつけ、万が一の事態に備えましょう。